放射線治療が終わって、ホルモン療法へ
放射線治療が終わり、いよいよホルモン療法が始まりました。
私の場合は5年間タモキシフェンを服用することに。
副作用について先生に聞いたとき「うーん、太るくらいかな〜」と軽く言われましたが……
その通り、しっかり8キロ太りました😅
これから運動や食事を見直して、少しずつ戻していきたいなと思っています。
生理が止まって、子宮内膜が厚くなって…
タモキシフェンを飲み始めてすぐに生理は止まりました。
2年目の健康診断で「子宮内膜が厚くなっている」と言われ、婦人科で精密検査を受けることに。
「タモキシフェンを飲んでいると子宮内膜が厚くなることはあるから、あまり心配はいらないけど、念のためね」と言われたものの、少し不安に。
紹介された病院をネットで調べたら、口コミがとても悪くて、緊張が一気に倍増。
でも、口コミばかり気にしても仕方ない…と自分に言い聞かせて予約を入れました。
痛みと不安の中で…検査後のつらい時間
検査は痛みを伴いましたが、なんとか終了。
けれど、会計を待っている間に急激に子宮が痛み出し、冷や汗と吐き気でトイレへ駆け込み、そのまま嘔吐。
看護師さんに休ませてもらえないかとお願いしたものの、対応は冷たく…
「腹膜刺激反射だから、ほっとけば治るよ」と突き放され、
「お昼食べてから来たんじゃないの!?」と責めるような言葉も浴びせられました。
優しくしてくれていた看護師さんには「昼休みに入って」と命じられ、私は1人、痛みに耐えながら汗びっしょりで泣いていました。
その後、やっと歩けるようになり、会計を済ませて帰宅。
検査結果は「異常なし」でしたが、先生は結果以外の話には耳を傾けず…
私は「もう二度とこの病院には行かない」と静かに決意しました。
不正出血と向き合って、もう一度検査へ
しばらくは平穏に過ごしていましたが、昨年の年末に突然不正出血が。
「タモキシフェンで生理が戻ることもある」と聞いていたので様子を見ていたものの、出血は1ヶ月もだらだらと続き、ついに再検査を決意。
今度は、口コミも良く、昔からある近所の婦人科へ行ってみることに。
過去の経験がフラッシュバックし、受付で泣きそうになりながら事情を説明しました。
受付の方は、「怖かったよね。大丈夫、先生にも伝えて配慮してもらうからね」と優しく声をかけてくれ、ホッと肩の力が抜けました。
痛みもなく、安心して受けられた検査
今回は検査中も声をかけてもらいながら、痛みもなくスムーズに終了。
先生からは「年齢的に更年期の症状でしょう。あまり心配いらないと思うよ」と穏やかに説明してもらえました。
出血を止めるお薬を出してもらい、後日、子宮体がんの疑いはなしと聞いて、ようやく安心できました。
サニタリーショーツに助けられた日常
不正出血はまだ不定期に続いています。
ナプキンを1ヶ月も毎日つけているのはかなり不快で、どうにかならないか…と探していたときに見つけたのがサニタリーショーツでした。
見た目は普通の下着のようで、つけ心地も快適。
お風呂のときに軽く水洗いして洗濯機に入れるだけなので、お手入れも簡単です。

おわりに|病院選びは難しいけれど
病院選びの難しさを改めて実感しました。
でも、多くの先生や看護師さんは優しく、誠実に対応してくださいます。
過去のつらい経験にとらわれすぎず、自分が安心できる場所を選んで、これからも治療を前向きに続けていきたいと思います。
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