手術までに、私が心がけていたこと
手術を受ける病院で再度詳しい検査を受け、1月に診断されてから、4月末に手術が決まりました。
その間、私が意識していたことがあります。
ネットで病気について検索しすぎないこと。
これは、息子が「ウエスト症候群」と診断されたときに主治医の先生から教わった、大切な心の守り方でした。
息子の病気で学んだ“情報との向き合い方”
息子が診断された当初、初めて聞く病名に戸惑い、私は毎日のようにスマホで検索していました。
検索すればするほど、悲観的な情報ばかりが目に入り、不安がどんどん膨らんでいきました。
そんなとき、先生が声をかけてくれました。
「ネットで検索してしまってないですか?
不確かな情報も多いです。不安なことは私に全部聞いてください。
私が、ちゃんと答えますからね」
この言葉を聞いてから、過度な検索をやめ、必要なことは先生に相談するように。
同じ病気を持つ方のブログなどには励まされつつも、自分の心を追い込まないよう意識するようになりました☺️
乳がんの診断結果と治療方針
今回の私の診断は右側の乳がんで、しこりの大きさは約5mm。
かなり早期に見つかり、「よく見つけてくれましたね」と先生に言われました。
治療方法は、
乳房温存+放射線治療 全摘手術
のどちらかを選ぶ形で、生存率はほぼ変わらないとのこと。
私は温存手術と放射線治療を選びました。
詳しい検査結果について
検査の結果、以下のように説明を受けました。
組織学的悪性度(顔つき):中間の「2」 脈管侵襲:血管に少しあり、リンパ管にはなし HER2受容体:陰性 ホルモン受容体:陽性
女性ホルモンの影響を受けやすいタイプということで、ホルモン剤を5〜10年服用する治療が始まることに。
家族への共有と、夫の一言(笑)
治療のスケジュールが決まり、先生が夫にも丁寧に説明してくれました。
そのおかげで、今後のことも夫婦で話し合いやすくなりました。
そして夫が言ったのは…
「君、いびきすごいから個室がいいと思う(笑)」
ちょっと失礼だけど😅
コロナ禍ということもあり、個室で安心して過ごせたので結果的には良かったです。
ちなみに、コープ共済の女性特有の病気に手厚いプランに入っていたので、個室代もなんとか間に合いそうでした。
いちばん心配だったのは、息子のこと
手術が決まり、真っ先に気がかりだったのは息子のこと。
当時は登校しぶりがあったため、入院のことはギリギリまで伝えないことにしました。
入院期間は1週間ほど。生まれてからずっと私と一緒だった息子が、離れて過ごすのは初めてで、泣いてしまうのではと不安でした。
入院前に起きた、思いがけない出来事
入院を控えた1週間前、学校から一本の電話が…。
「体育の授業中にてんかん発作があり、救急車を呼びました」
慌てて学校へ駆けつけ、息子と一緒に救急車でかかりつけの大学病院へ。私も通っている病院です。
自宅での発作は見守り対応でしたが、学校ではルールとして救急車を呼んでもらうようにしていました。
もしかしたら、息子も私の変化を感じ取っていたのかもしれません。
息子に、入院のことを伝えた日
その後、息子に入院することを伝えました。
「泣くだろうな…」と心配していたのに、予想に反して落ち着いて受け止めてくれました。
静かに話を聞いてくれて、少しホッとしました。
そして、入院前日を迎える
こうしていろいろなことが重なりながらも、いよいよ入院前日を迎えました。
不安は残っていましたが、準備を重ねながら少しずつ気持ちも整っていったのを覚えています。
いろんなことが重なった手術までの道のり。
不安もたくさんありましたが、「検索しすぎないこと」や「頼れる人に話すこと」が、心を少しずつ軽くしてくれました🌸
この気持ち、これから手術を迎える誰かの参考になれば嬉しいです。
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