手術は朝からだったので、起きてすぐに手術着に着替え、前日に渡されていた圧着ソックスを履いて準備完了。
まだぼんやりしている頭で、「いよいよかぁ」と思いながら手術室へと歩いて向かいました。
エレベーターを降りたとき、付き添ってくれた看護師さんが一言。
「コロナ前ならここまでご家族と来られたんですけどね。心強いんですけどね……」
優しい言葉にちょっと胸があたたかくなり、心細さも少し和らぎました。
初めての手術室
手術室に入るのは初めて。
テレビドラマで見るよりも広く、そして無機質で静かな空間。
ベッドに横たわって見上げると、急に少し怖くなりました。
ふと、昔母が手術を受けたときのことを思い出しました。
「好きな音楽を流しますよ。何がいいですか?」と聞かれ、
「演歌でお願いします」と答えたというエピソードです。
私は何にしようかな、なんて考えていたら——
「麻酔しますね〜」の声。
そして次に目が覚めたときには、もう病室のベッドの上でした🤭
無事に終わって、安心
まだお昼前の時間。
手術は無事に終わり、夫にも連絡を入れてくれたと聞いてホッとしました。
麻酔って、本当にすごい。
枕元には左手で使えるようにスマホが置かれ、看護師さんが
「左手は動かして大丈夫ですよ」と教えてくれました。
さっそく夫や妹にLINEを送ったら、
「もうスマホ触れるの⁉︎」とびっくりされました😅
術後の体調と痛み
手は動かせても、当日はベッドから降りることは禁止。
ベッドを少し起こした状態で、一日を過ごします。
夜には食事もOKとのこと。
看護師さんに「痛みはありませんか?」と聞かれましたが、
手術した部分は不思議と痛みはなく、「大丈夫です」と答えました。
ただ、喉の痛みがひどくて…😣
手術中に人工呼吸器を使うため、声帯に負担がかかることがあるそう。
そのせいで私は喉の痛みがつらくて、結局そのために痛み止めを飲みました。
それ以外は特に問題なし。
明日からはベッドを降りて、少しずつ歩く許可も出る予定です。
ドレーンと退院の目安
術後は「ドレーン」という管がついていて、体内の不要な体液を排出してくれます。
この排出液が透明に近づいてきたら、ドレーンが抜かれ、退院も近づいてくるそうです。
「もうすぐ」と思える目安があるのは、少し心強く感じました。
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