乳がん体験記④再検査待ちのお正月

私の乳がん体験記🌈

1回目の検査のあと、

2週間ほどして、再び病院へ。

正直、少しは「大丈夫かも」なんて思っていた。

でも、結果はよくなくて、もっと詳しく調べることに。

再検査もやっぱり痛かったです😅

覚悟はしていたけれど、チクッとした瞬間はやっぱり緊張して、

終わったあとはちょっとぐったりしてしまいました。

先生の口から「精密な組織診をしましょう」と言われたとき、

言葉の意味はわかるのに、頭の中は真っ白で

声が少し遠くで響いているような感覚だった。

その日はちょうど年末。

家族にも、友達にも、誰にも伝えられないまま

モヤモヤを抱えて年末年始を迎えることになった。

笑って過ごすはずの年越し。

でも心の奥ではずっと、最悪のことばかりを考えていた。

「もしも、命に関わるような病気だったらどうしよう」

「手術になるのかな」

「息子は…どうなるんだろう」

そんな不安で頭がいっぱいになって、

夜はなかなか眠れなかった。

――その後、「かなり初期の乳がんです」と診断されるまで、

あの時間がいちばん、苦しく、長く感じたかもしれません。

「かなり初期の乳がんです」と告げられたのは、

年が明けて、最初の診察の日でした。

覚悟はしていたけれど、

やっぱり「がん」という言葉をはっきり聞いた瞬間、

胸の奥にずしんと重たいものが落ちてくるようでした。

でも、不思議なことに

同時に少しホッとしていた自分もいました。

「ちゃんと見つかってよかった」

「これから治療すれば大丈夫」

そう言ってくれた先生の言葉が

すごく優しく響いて、少しずつ現実を受け入れていけた気がします。

「怖くない」と言えばうそになるけれど、

これまでの自分の身体や生活を

ちょっと立ち止まって見つめ直す、

そんな時間が与えられたんだと感じました。

診断がついたことで、やっと前を向こうと思えるようになった私☺️

でも、まだ夫には何も話せていませんでした。

次は、夫に伝えたときのことを綴りたいと思います✨

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